早めの相談でリスクを回避 弁護士の敷居は高くないですよ
2019.02.12
執筆者 陽なた法律事務所 弁護士 松井竜介
色々な人からよく言われること。
弁護士は敷居が高い。
確かに弁護士になる前は、弁護士に相談するなんて考えたこともなかったです。
でも不安だけ抱えていても、何もしなければ事態は悪化するだけですよね。
早めに相談するだけでリスクを回避できるかもしれませんよ。
例えば、もう契約してしまったけど不安なので契約書を見て欲しい
という相談があったとします。
でもその相談で、リスクをあらかじめ知って、
その対応を考えることはできても、リスク自体を無くすことはできません。
逆に契約する前であれば、契約書の不利な言葉を削除することで、
リスク自体を無くすという選択肢も出てきます。
要するに何事も早めに動くことで、選択肢が広がるということです。
特に不動産の取引は単価が高くなりがちですので、
その分何かあったときのリスクも大きくなります。
契約書は細かく書いてあって、何が書いてあるかよくわからないし、
どうせ何も起きないから大丈夫だと、楽観視していませんか?
それは単に今まで運が良かっただけかもしれませんよ。
皆さんは、自分がまさか交通事故を起こすとは考えていないでしょうが、
任意保険はかけていますよね?
任意保険をかけるのは万が一のリスクを考えてのことですよね。
ではなぜ契約する時には万が一のリスクを考えないのでしょうか。
ぜひ弁護士を保険だと思って気軽に相談して下さい。